２月が旬の野菜

カブは2月を代表する旬な野菜です。

2月の旬な野菜であるカブは栄養素が豊富ですが、実は根の部分よりも葉の部分のほうが栄養素が豊富だということはあまり知られていません。

葉の部分に多く含まれるベータカロチンには抗発がん作用があり、また葉にはカリウムや鉄、マグネシウムなども豊富に含んでいます。

カブは2月の旬な野菜ですが、一言でカブと言ってもさまざまな種類があります。

赤カブは色合いがキレイなことからサラダなどにもよく使用されます。

白カブは一般的ですが、白カブの中でも小カブ、大カブ、聖護院カブ、ミニカブなどさまざまな種類に分かれます。

旬な野菜にはそれに合った料理方法がありますが、2月が旬な野菜のカブの場合は漬物がその代表と言えるでしょう。

旬のカブの漬物は根と葉を両方使用し、また地域により味付けや漬け方などが異なり、日本全国でその場所の味を楽しむことができます。

尚、旬のカブの根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜と位置付けられています。

2月の旬な野菜に、ブロッコリーがあります。

ブロッコリーは今では輸入品などで一年中店頭に並んでいるので入手することができますが、やはり日本で生産されたブロッコリーは2月の旬な野菜代表と言えるほど味が良く栄養素が豊富で、とくにビタミンCが豊富です。

2月の旬な野菜であるブロッコリーは、茹でるだけでも十分に美味しくいただくことができます。

鍋にたっぷりの水を沸かし、塩を一つまみ入れた中に一口大に切った旬な野菜ブロッコリーを入れさっと茹でるだけで、立派な料理が出来上がります。

最近では旬な野菜ブロッコリーのスプラウト（芽）がよく販売されていますが、これは生でサラダなどに入れて食べると大変美味しくいただけます。

ブロッコリーによく似たカリフラワーも2月の旬な野菜のひとつですが、実はカリフラワーはブロッコリーの突然変異種なのです。

そのためカリフラワーはブロッコリーよりも歴史が浅く、日本で食べられるようになったのもそれほど前ではないのですが、2月の旬な野菜としてこちらも大変好まれています。

尚、ブロッコリーの芯は捨ててしまいがちですが、実はとても味が良く、薄切りにして漬物や炒め物に使用すると大変美味しくいただけます。