7月が旬の魚
トビウオ
トビウオは7月に旬を迎える魚です。翼のように大きな胸ビレを持ち、その姿が特徴的なトビウオは、実は7月に旬を迎える魚なのです。
水中で助走をし、水面へ浮上すると通常200m、長くて400mほども飛び続けることができます。
7月に旬を迎える魚であるトビウオは、その淡白な味わいが大変人気です。
新鮮なものを刺身にしていただくのが一番の人気ですが、くせのない淡白な味なのでさまざまな調理法でいただくことができます。
加熱すると身が硬くなりがちな旬のトビウオは煮魚には不向きですが、揚げ物や焼き魚などでは美味しくいただくことができます。
トビウオは日本の夏の風物詩的な魚とされており、トビウオが飛び始めると夏がやってくるというまさに夏が旬の魚です。
日本では南日本側の海に多く生息し、秋に産卵期を迎えるため夏に収獲される旬のトビウオは卵を抱えた個体も多く見られます。
脂肪が少なくカリウムやリンが豊富に含まれるトビウオは、漁獲量も多く日本人に馴染みのある夏の旬な魚と言えるでしょう。
イワシ
イワシは7月に旬を迎える魚です。イワシは私たち日本人にはとても馴染みがあり、食卓に上ることが多い魚です。
スーパーなどでは一年を通して出回っているため旬を感じにくい魚ではありますが、実は7月に旬を迎える夏の魚なのです。
この7月の旬な魚であるイワシは、骨も身もとても柔らかく、小イワシなどはそのままから揚げにすれば骨ごと食べられます。
また、旬な魚イワシは栄養価がとても高くDHA、EPA、ビタミンB12、ビタミンD、カリウム、リン、亜鉛などを非常に多く含んでいます。
その栄養価の高さからも、イワシは日本の夏を代表するとても優れた旬な魚であると言えるでしょう。
一般的に出回っているイワシは3種類で、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシです。
マイワシとカタクチイワシの子供はしらす干しとしても大変美味しくいただけます。
しらす干しはカルシウムが大変豊富で、なんと親魚の7倍ものカルシウムを含んでいるのです。
イワシは子供のころから味も栄養価も大変優秀な、日本の夏の旬な魚であると言えます。