4月が旬の魚
ホタルイカ
ホタルイカは4月に旬を迎える魚のひとつです。このホタルイカは3月頃から収獲がはじまり、4月にもっとも旬な時期を迎える魚であるといわれています。
4月の旬な魚であるホタルイカは日本全国の海に生息していますが、そのおもな産地と言えば富山湾が有名でしょう。
旬な魚のホタルイカは美しく光る発光体であることが有名です。
光る理由は、一個体につき千個ほどの小型発光器をもっているためです。
そもそもホタルイカが光るのは、外的から身を守るための威嚇攻撃であるといわれています。
そしてホタルイカが4月に旬を迎える魚であるのは、この時期、産卵を直前に控えているためです。
身が張って柔らかく、甘みが強く大変おいしくいただけます。
尚、産地で有名な富山湾ではホタルイカが4月に旬を迎える魚であることを利用し、発光するホタルイカを間近で見ることができる観光漁船の運航なども行っています。
こんなにも旬な魚のホタルイカの大群を海岸近くで見ることができるのは富山湾だけですので、観光名物としても人気を集めています。
太刀魚
4月の旬な魚である太刀魚という魚をご存知でしょうか。太刀魚(たちうお)は4月に旬を迎える魚で、その名の通り、頭を上に、尻尾を下にして垂直に立った形で泳ぐ不思議な魚です。
その不思議な見た目とは裏腹に柔らかく上質な白身は大変美味しく、刺身などでも大変人気の高い春を代表する旬な魚なのです。
刺身のほか塩焼きやホイル焼き、煮付けなどの料理でシンプルにいただくことが多い旬の魚ですが、身をすり潰したものはカマボコの原料としても使われています。
また栄養価も大変すぐれていて、DHAやオレイン酸、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEなどを豊富に含んでいるため、とても健康によい旬な魚であると言えるでしょう。
この4月の旬な魚である太刀魚は、体長およそ150cmほどで細長く、長いものでは200cmを超える個体も存在します。
北海道以南の日本各地の沿岸に生息していて、昼間は水深100mのところに生息し、夜になると水深40mほどまで上がってくる夜行性の旬の魚です。