1月が旬の果物
イチゴ
果物の代表ともいえる圧倒的人気なイチゴは、1月に旬を迎える果物です。通常、イチゴは春に旬を迎える果物であると思われがちです。
実際に日本でも以前は春の旬な果物とされていましたが、お正月やバレンタイン、桃の節句などのイベントで年始めにイチゴの需要が多いことから品種改良され、今ではイチゴは冬場に旬を迎える果物としての地位を確立しました。
1月に旬を迎える果物であるイチゴは、冬の寒さにはわりと強いのですが、春の暖かさには意外と弱く、気温が上がると鮮度が落ちやすく傷みやすくなってしまいます。
旬のイチゴは高温と乾燥に弱い果物ですので、購入後は冷蔵庫に保存し早めに食べるようにしましょう。
イチゴを洗う際は、ヘタを付けたまま洗います。
水の入ったボールにイチゴを入れて洗うのですが、その際に塩を一つまみ入れて洗うと汚れがよく取れてきれいになります。
水分がついたまま置いておくとすぐに傷んでしまうので、食べる直前に洗うようにしましょう。
日本ではイチゴはとくに人気の高い果物で、ケーキやスウィーツはイチゴがなければ語れないほどの人気を誇る、1月の旬な果物だと言えます。
ゆず
ゆずは1月に旬を迎える果物です。日本では古くからお正月の料理に欠かせないゆずですが、真冬の1月に旬を迎える丈夫な果物なのです。
1月の旬な果物であるゆずは、原産地は中国の揚子江ですが、日本では全国各地で広く栽培されています。
その丈夫な性質はどのような土質、気候でも育ちやすく野生のものも多くあり、一般家庭の庭などでもわりと簡単に栽培することができる果物です。
料理の薬味や風味づけなどに使われることが多いゆずですが、その皮を湯船に浮かべるゆず湯などは、冬を体で感じることができるまさに1月の旬な果物だと言えます。
ゆず湯は、ガーゼなどの布にゆずの皮を包み湯船に浮かべます。
それを軽くもみほぐし体をこすると保湿・保温効果があり美肌にもよいとされています。
また、旬のゆずの身を絞ったものをポン酢に加えたゆずポンは、鍋料理などには欠かせない調味料ですね。
その爽やかな味は今では和食に欠かせないものとなっていますが、それ以外にもゼリーなどのスウィーツやジャムなどにしても大変美味しくいただける、大変優れた旬な果物であると言えます。
このようにゆずは皮も身もさまざまな利用方法があり、大変人気の高い冬の旬な果物なのです。