2月が旬の魚
ワカサギ
ワカサギは2月に旬を迎える魚です。湖の氷上に穴をあけ釣り上げるワカサギ釣りはとても有名で、その釣りそのものが風流な季節感を表すまさに冬の旬な魚であるといえます。
2月に旬を迎える魚であるワカサギは鮮度が落ちるのがとても速く、傷みやすいため、旬な時期が短い魚であるともいえます。
釣り上げたワカサギはから揚げや天ぷらなどにして、骨ごと食べることができるので、カルシウムも非常に多く摂取できます。
またビタミンAやリンも多く含んでいるため、栄養価にもとてもすぐれた2月の旬な魚なのです。
生でいただくことはあまりなく、ほとんどがから揚げや天ぷらなどにしていただきますが、旬な魚であるワカサギの身をすり潰してツミレにしたり、酢に漬けてマリネにしたりとさまざまな調理法で楽しむことができます。
近年の温暖化により湖に氷が張る期間がぐんと短くなってしまい、収獲できる期間が少なくなっているうえ、水温の上昇やエサの減少などが進み旬な魚ワカサギの生態系にも温暖化は深刻な問題なのです。
キンメダイ
キンメダイは2月の旬な魚のひとつです。12月頃から収獲がはじまりますが、2月に収穫されるキンメダイは脂がよくのって最高に美味しいまさに2月の旬の魚と言えるでしょう。
2月の旬な魚であるキンメダイは、その見た目の美しさからお祝い事の料理などによく盛りつけられますが、見た目だけでなく味も絶品なのです。
旬な魚は柔らかく脂のよくのったその身は刺身でも煮付けでもご飯でも、さまざまな料理でその味を発揮し主役となって食卓を彩ります。
とくに2月に旬を迎える魚であるキンメダイはこの時期、新鮮なものを刺身でいただくと口の中でとろけるような柔らかい身と甘みが最高です。
尚、キンメダイは太平洋側のわりと広い海域で生息していますが、漁獲量では下田港が日本で一番多く、旬な魚として下田港で有名な港です。
キンメダイの煮付けは正月などにも多く登場し、日本の食卓に馴染みの深いものですが、その彩りの美しさだけでなく味もとても良い日本の冬を代表する旬な魚だと言えるでしょう。