4月が旬の野菜
新じゃがいも
4月には、春キャベツや新タマネギ、新ごぼうなど、さまざまな春の旬な野菜が収穫されます。そんな4月の旬な野菜代表として新じゃがいもがあります。
新じゃがいもは春が旬でその頃にはとくに美味しくいただける野菜です。
新じゃがいもの特徴は、皮も食べられるという点です。
よく洗った旬な野菜の新じゃがいもを皮を剥かないままの形で茹でて、そのままバターなどをそえて食べると絶品です。
新じゃがいもにかかわらず、皮も食べられるというのは、春の旬な野菜ならではの醍醐味と言えるでしょう。
しかし新じゃがいもは皮ごと食べられますが、芽には気をつけなくてはいけません。
じゃがいもの芽には有毒物質が含まれており、一定量を摂取してしまうと腹痛や頭痛などを引き起こします。
尚、芽を出にくくするためには、高温多湿を避け暗い場所で保存するとよいでしょう。
じゃがいもは一年中店頭で販売されていますが、やはり春の旬な野菜である新じゃがいもには味も栄養素もかないません。
ホクホクで甘味があり、ビタミンやカリウムが豊富で、春を代表する旬な野菜のひとつと言えるでしょう。
アスパラガス
4月の旬な野菜に、アスパラガスがあります。アスパラガスは最近では輸入品なども多いため一年中店頭に出ていますが、実は4月が旬な野菜なのです。
日本で採れる旬な野菜のアスパラガスは幹が太く味が濃いのが特徴で、茹でるだけでも大変美味しくいただけます。
そしてこの4月が旬な野菜であるアスパラガスは、茹でても栄養素が失われにくい大変優れた性質を持ちあわせています。
日本ではアスパラガスというと緑色のものと、白いもの(ホワイトアスパラガス)が多く出回っていますが、実はこの2種類は同じ品種です。
通常の緑色のアスパラガスは太陽の光を当てて栽培するため緑色に成長し、ホワイトアスパラガスは陽を当てずに栽培するため白く成長しているのです。
そしてホワイトアスパラガスもまた4月を代表する旬な野菜のひとつです。
どちらの旬な野菜のアスパラガスも乾燥に非常に弱いため、新聞紙などで包み冷蔵庫に入れ保存するようにしましょう。
一年中入手できるアスパラガスですが、やはり4月が旬な野菜であるだけに4月の美味しい時期に食べるのが一番好ましいと言えるでしょう。