10月が旬の果物

柿は日本の秋を代表する10月の旬な果物です。

柿は今でこそ世界でも多く認知されている秋の旬な果物ですが、実はアメリカやヨーロッパには日本から伝わったのです。

この10月の旬な果物である柿には大きく分けて2つの種類があります。

生食でいただく甘い味覚の甘柿と、干し柿などでいただく渋みの強い渋柿です。

甘柿、渋柿ともに10月に旬を迎える果物で、甘柿の主な品種は富有柿、渋柿の主な品種は平核無でそのどちらもが国産シェア80%を誇っています。

意外にも日本では生でいただく旬の甘柿よりも干し柿のほうが歴史が古く、平安時代にはすでに各家庭で干し柿が作られていたようです。

種が大きく種の周りに若干の渋味があるのですが、最近では種なしの柿が多く出回るようになり、人気を集めています。

また旬な季節には大変手ごろな価格でスーパーなどで出回っているため馴染みのある果物でもあります。

10月の旬な果物である柿は生食、干し柿のほかさまざまな料理やデザートなどに使用できるので、色々なレシピでその味を楽しみたいですね。

リンゴは10月に旬を迎える果物です。

スーパーなどでは一年中出回っているため旬を感じにくい果物ではありますが、主に秋に旬を迎える果物なのです。

10月に旬を迎える果物であるリンゴは、その国産シェアの50%以上を青森県産が占めています。

また、品種のシェアでは定番の赤リンゴである「ふじ」が50%以上、次いで「ツガル」が10%を占めています。

青リンゴでは王林が有名で、甘みが強く人気の品種です。

旬の果物のリンゴはお弁当のデザートなどでもよく見かけますが、カットした後に茶色く変色しやすいのが欠点です。

変色を防ぐためには、カットしたリンゴを塩水に漬けておくようにするとよいでしょう。

10月の旬な果物であるリンゴはその高い栄養価も注目されています。

とくに食物繊維を大変多く含んでいるため、便秘解消や整腸効果がありますし、摩り下ろしたリンゴは風邪のときなどに最適です。

そのほか旬の果物のリンゴはカリウムを多く含んでおり、動脈硬化予防や高血圧予防、成人病予防などに大変効果的です。